こんにちは^^
資格王よっちゃんです!
この記事は以下の方向けに書きました。
♣土地家屋調査士試験にチャレンジしている
♣土地家屋調査士試験の時間配分について悩んでいる
♣早く問題を解くテクニックが知りたい
とにかく時間がない土地家屋調査士試験
試験時間2時間半=150分
数多くある試験のなかでこれほどまで時間に追われる試験はない!!!
白紙で図面を提出するものも少なくないはずだ!!!
しかしそれは不合格を意味する。。。。
択一20問・土地記述・建物記述
限られた時間の中でこれらの回答を仕上げることさえも難関に感じる
ではどうやって時間内に終わらせることができるのか?
その時間配分について考えていきたい!
土地家屋調査士試験理想の時間配分
択一 30分
土地記述 60分
建物記述 55分
見直し 5分
計150分
予備校が目安としている時間配分だ。
しかし、本試験を受けたみとしてはこの時間配分では厳しく感じた。
まず見直しする時間はほとんどない。
択一→建物→土地
と問題を解いていく受験生が全体の8割。
そして最後の土地でつまずいてしまったら、見直しどころではない。。。。。
土地家屋調査士合格者にインタビューして分かったことは
択一 20分以内
建物 50分
土地 60分
見直し 残り時間
このような時間配分が理想ということだ。
どうしても記述は焦って回答してしまい理想の時間配分で終わらせることはなかなか難しい。その為、択一でいかに時間短縮できるかが需要な要素になるだろう^^
択一問題20問を20分で終わらせるということは、1問あたり1分で解いていく感覚となる。
ではどうすればいいか?
それについて解説していこう!!!
土地家屋調査士試験は択一20問を20分で!!!
解く順番
まずは問題の構成を見てみよう^^
★民法3問
★不動産登記法16問
★土地家屋調査士法1問
これが基本の構成だ!!!
まず解く順番だが民法を苦手に感じている人は4問目の不動産登記法から解くことをおすすめする。民法は文章も長いため、エンジンがかかっていない試験開始すぐの状態で解くのは危険だ。
民法得意だ~~~!!って方は問題なく1問目から解いていこう^^
民法苦手の人
不動産登記法 → 土地家屋調査士法 → 民法
民法得意な人
民法 → 不動産登記法 → 土地家屋調査士法
1問1分で解くテクニック
問題形式は
★組み合わせ問題
★単純正誤問題
★個数問題
★その他(空欄補充など)
最近の傾向としては組み合わせ8割残り2割と圧倒的に組み合わせ問題が多い!
難関である個数問題は私の受験した2018年は1問もでていない。
つまり組み合わせ問題を攻略すれば良い。
しかも組み合わせ問題が一番簡単で時間短縮して正解を導ける問題になる!!!
組み合わせ問題とは次の語群の中で正解の選択肢を二つ選べと言ったように必ず正解・不正解の選択肢が2つ含まれていることが特徴だ。
実際に解き方を考察してみよう^^
以下はH29年度の第9問の問題である。
書面申請の場合における添付書面(磁気ディスクを除く。)の原本の還付に関する次のアからオまでの記述のうち、正しいものの組合せは、後記1から5までのうち、どれか。
ア 建物の表題登記の申請をする際に所有権を有することを証する情報として提供した工事施工会社作成に係る工事完了引渡証明書に添付する印鑑に関する証明書は、原本の還付を請求することができる。
イ 所有権の登記がある建物についての建物の合併の登記を資格者代理人から申請する場合において、当該資格者代理人が作成し提供する本人確認情報は、原本の還付を請求することができる。
ウ 建物の表題部の変更の登記を表題部所有者の相続人が申請する場合において、相続を証する書面として提供した戸籍謄本又は抄本及び除籍謄本は、相続関係説明図を添付することにより、原本の還付を請求することができる。
エ 所有権の登記がある建物について建物の合体による登記等を申請する際に提供した登記識別情報を記載した書面は、原本の還付を請求することができる。
オ 原本の還付は、申請人の申出があっても、原本を送付する方法によってすることができない。
1 アウ
2 アエ
3 イウ
4 イオ
5 エオ
この問題を見た時あなたはどの選択肢から検討するだろうか??
まさか一番上にある選択肢アから検討するのではないか?
それは最もやってはいけないパターンである!!!
どのように回答するかと言うと、パッと全体を眺めて一番短い選択肢から検討する。
この場合はオになる。
何故かと言うと
短い文章は条文の知識や単純知識を聞いており正誤をきめやすい。
この2点がおおきなメリットだ!!
このオはみなさんすぐ分かりますよね?
答えは できるの○なのででこの選択肢は間違っていることになる。
次に組み合わせの語群を見る
オが語群に入っている4.5は不正解という事になる。
次に解く選択肢は語群から導く
2 アエ
3 イウ
この場合検討すべきはアである。
アが間違いなら消去法で3のイ・ウが正しいことが導けるからだ!!!
そこでアを検討する。
アは正解なので
最後に1.2つまりウ・エを検討すれば最終的な正解が分かる!!!
この2択になったら短い文章
この場合はエを検討する。
エは間違っているので残る足、ウが正しいことになり
1のア、ウが正解ということになる!
この解き方の大事なポイントは
短くて正しい正誤判定できる足を短時間で導く
そこから語群の選択肢をみて消去法でまた短い文章の足を検討する
「短い文章」と「選択肢の語群」を意識しよう^^
そうすれば5足の中で最低2、3つ検討すれば正解を導ける。
これが1問1分で解く方法だ!!
短い文章の解き方
短い文章の問題=条文知識を聞いてくることが多い。
条文さえ覚えていれば簡単にすぐに正誤判定することができる。
条文はみなさんどのように覚えているか?
土地家屋調査士試験では民法・不動産登記法・不動産登記規則、準則、不動産登記令などあらゆる条文や判例がある。
効率の良く学習するためにこちらの六法をオススメする!!!
土地家屋調査士試験六法だ!!合格者輩出率NO1の東京法経学院が発刊している。
私はこちらを使い条文メインで学習していたので
択一はなんと20問中19問正解することができた!!
民法はもちろん土地家屋調査士試験で出題される分野の条文はすべてこちらに載っているので要チェックだ!!!
組み合わせ問題以外が出てきたら
組み合わせ問題ばかりなら早く正解が導けられるので良いが、本試験はそんな甘くない!!!
個数問題や空欄補充問題がでることがある。
個数問題に関しては、1つ1つ検討するしかない。
空欄補充問題は長い文章を読んだりすることが多いため少し考えて、分からなければすぐ飛ばすことも作戦の一つにしておきたい。
とにかく分からないことは時間をかけないメリハリが大事だ★
1分以上も悩んだ上に不正解なら元も子もない。。。。。。(´;ω;`)
模試を活用
この択一を20分以内に解くやり方は実戦形式で学ぶほかない。
土地家屋調査士試験の模試を受けないものはいないと思う。
模試で択一に何分時間がかかったかは意識しておこう!
択一を20分以内に終わらせることで気持ちに余裕ができその後の記述に万全の体制で臨むことができる。
まとめ
土地家屋調査士試験、合否を分けるのは時間配分であり余裕を持って記述に取り掛かるためにも択一を短時間で確実に得点できるようにしよう^^
択一を20分で解く練習を模試を活用して行いましょう!!!
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