宅建士と共に不動産業界で人気の高い資格。
【管理業務主任者】
マンション管理業者が管理組合に対して管理委託契約に関する重要事項の説明などを行う際に必要な国家資格となっております。
マンション管理業者は一定数、管理業務主任者を置かなければならない為、不動産業界の就職・転職に有利な資格です!!
今回は管理業務主任者に合格する為に以下のことをお伝えします^^
♣独学で合格するための勉強法
♣おすすめテキスト
♣合格点・合格率から割り出した勉強時間
 
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管理業務主任者試験は独学で!!
まずは難易度について考えてみる。
不動産業界の資格で比較すると
管理業務主任者<宅建士<マンション管理士
と比較的に易しい難易度であり合格率も20%を超えている!
宅建士に独学で合格する人も多いので、管理業務主任者も同様に独学で合格が十分可能であることが分かる。
「管理業務主任者は独学で」
管理業務主任者試験★独学勉強法!
まずは試験範囲・試験内容を見てみよう
4肢択一問題 計50問(マークシート方式)
試験内容
大きく分けて4つ
「区分所有法等」
「民法等・管理組合の運営」
「建築基準法等・建築設備」
「マンション管理士適正化法」
こう見ても宅建士の内容にかなり似ている。
次に得点の配点ウェイトだが
「区分所有法等」21問
「建築基準法等・建築設備」15問
「民法等・管理組合の運営」9問
「マンション管理士適正化法」5問
大体このような割合で推移している。
「区分所有法等」 「建築基準法等・建築設備」 で計36問、全体の7割以上を占めている事を頭に入れておこう!!^^
独学は過去問学習が基本!?
独学においてはいかに効率良く学習するかがポイントとなる!
限られた時間の中で合格を掴み取るための勉強法を教える!
①まずは過去問を解いてみる
本試験問題を早く知る事は効率良く学習するポイントだ!
まずはテキストでなく過去問を解いてみよう。
そしたら気付くのではないか?
「建築基準法等・建築設備」
「マンション管理士適正化法」
これらの分野は過去問の内容が繰り返し問われている事に!!
つまりこの分野は暗記で十分対応可能・過去問のみの勉強でも大丈夫ということが分かったはずだ^^
②分からないところだけ付箋を!
過去問学習の良い点はこれだけじゃない!
自分の苦手分野に早く気づけるとい事だ!
過去問を解いていて全く分からない・意味が分からない所に気付くことができるのでそこには必ず目印(付箋)を貼るようにしよう^^
そして
過去問➡テキストで復習という形で繰り返していこう。
完璧に覚えた・理解できたなら付箋を剝がしても構わない!
こうすることで理解していることをテキストで勉強する手間が省けるはずだ!
まさしく効率的な学習である
③テキストでも分からない所は動画で!!
法律系資格の初学者で最も苦しむ分野はなんと言っても「民法」である。
過去問を解いて気付いたとは思うが
独特の言葉、表現が多く暗記だけではきつい分野でもある。
民法は理解しているということが何より大事
ただ理解するためにはテキストでも良いが深く理解するためにはやはり動画が有効だ!!
とてもイメージ化しやすいのでどんどんYouTubeなどの動画を活用していこう^^
管理業務主任者試験★合格点から割り出す勉強時間
まずは合格点を見ていきたいと思う!
過去10年分の合格率・合格点の推移だ。
年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 | 合格 基準点 |
平成30 | 16,249名 | 3,531名 | 21.7% | 33点 |
平成29 | 16,950名 | 3,679名 | 21.7% | 36点 |
平成28 | 16,952名 | 3,816名 | 22.5% | 35点 |
平成27 | 17,021名 | 4,053名 | 23.8% | 34点 |
平成26 | 17,444名 | 3,761名 | 21.0% | 35点 |
平成25 | 18,852名 | 4,241名 | 22.5% | 32点 |
平成24 | 19,460名 | 4,254名 | 21.9% | 37点 |
平成23 | 20,625名 | 4,278名 | 20.7% | 35点 |
平成22 | 20,620名 | 4,135名 | 20.1% | 36点 |
平成21 | 21,113名 | 4,329名 | 20.5% | 34点 |
平成20 | 20,215名 | 4,113名 | 20.3% | 34点 |
合格率は概ね20%以上
合格点は32~37点
つまり50問中7割得点できれば合格できるということだ^^
7割というと高いように感じるが過去問から繰り返し出題されている分野も多いので基礎・基本を押さえれば見えてくる数字だろう~!!
次に勉強時間だが
7割とれたら良いことが分かっているので難しい問題や重要度の低い(過去問でほとんど出題されていない)は時間をかけないことを念頭に置いておこう!
管理業務主任者に必要な勉強時間は
初学者は300時間を目安に勉強しよう!^^
過去問1時間➡テキストで復習など1時間
計2時間 これを5か月繰り返す
過去問は過去10年分を目安に、3回は最低でも繰り返したい!
管理業務主任者試験★おすすめテキスト
初学者には見やすい・分かりやすいが大切だと思うのでそこにポイントを当てたおすすめテキストをご紹介する
できればマンション管理士も受験しよう!
不動産業界、最難関資格と言っても過言ではないマンション管理士
合格率8%と低い試験だが管理業務主任者の合格者には5問免除が与えられている。
試験日も11月末、12月上旬と近く同時に受けやすい。
何より試験範囲がかなりの分野で被っているため管理業務主任者の勉強に一手間加えたら合格も見えてくる!!
W合格するつもりで勉強して仮に管理業務主任者だけでも
合格できれば、次年度かなり有利にマンション管理士を受けることができるだろう~!!
まとめ
最後に管理業務主任者試験のポイントを簡単にまとめたいと思う!
①独学で十分合格可能
②配点ウェイトの高い「区分所有法等」 「建築基準法等・建築設備」に力を入れて学習
③まずは過去問学習
④過去問1時間テキストで復習1時間を目安に!
⑤7割得点できたらいいので分からない問題は深追いしない
以上5つのポイントを押さえて効率良く学習をし合格を掴み取ろう^^